この日は5月末日。
月末だけあってバタバタで動きまくり、夜は招待していただいた映画の試写会。
その映画とは広島第一劇場を舞台にした映画「彼女は夢で踊る」
主演加藤雅也さんが劇場が残っていれば一番初めに上映するのはこの場所と宣言した通り広島第一劇場のお休みの日に合わせて試写会がおこなわれることになりました。
プレミアムな試写会だけあって主演の加藤雅也さん、ヒロイン岡村いずみさん、作品に出演しているRCCアナウンサー横山雄二さん、そしてこの映画を作品にした時川英之監督他出演された各キャストさんが多数来場して豪華な雰囲気の中、試写会はおこなわれました。
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広島第一劇場はこの数年何度も閉館のお知らせをしては延期を繰り返し、一部では閉館詐欺など言われて叩かれたり。
それでも無くなる前に観ておこうと思う人や女性のお客さんも沢山来るようになり終焉を前に賑やかさが出てきているところです。
現段階で土地開発の決定事項は覆すことはかなり困難なので時期を多少延ばすことが出来ても閉館せざる得ない状況が実情。
本当の終わりはもうすぐそこまで来ています。
リアルな閉館ギリギリのラインまできた今、この映画の上映が間に合ったことは本当に良かったなぁと感じてます。
劇場がない状態よりもまだ劇場がある状態でこの映画を観ることは意義が凄く変わってくるのでは。
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映画の内容についても少し書いてみましょう。

広島第一劇場の現在・過去そしてフィクション・ノンフィクションを要り混ぜた内容。
主演はついこの間まで朝ドラまんぷくに出てて、大河ドラマいだてんにも出る加藤雅也がストリップ劇場の社長役。それも広島第一劇場の社長役。
加藤雅也が社長を演じ、喋り方、考え方、そして癖をよくここまで現劇場社長のコピーが出来たなと言うくらい凄く繊細な演技。
一度社長と話したことがある人からすればビックリするくらい仕草から話し方が似ていると感じるはず。
どうしても社長びいきになってしまう僕には、普通の人からはタブーとされやすいストリップに対してスポットライトが浴びてるこの映画に対しても嬉しさはありますが、それ以上に今回の上映でどれだけ社長が喜んでいるかと言うことの方が嬉しく感じています。
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映画を見終わった後、劇場社長と話をした時の会話。
劇場閉めた時、この映画のラストの加藤さんが演じたような気持ちになるんやろうなぁ。だけどわしは加藤さんみたいに踊ったりはせんで(笑)
少しキュンとする会話だったけどいつもの社長のオチがありすぐ周りは和む。いつも話すような会話でも今日は心に残りました。※ここの話は映画を観た時わかるのでそれまで想像を膨らませてお待ちを。
最近よく映画を観ることが多くなりました。
この映画は大人の映画。
派手さを求める映画じゃなく、心にずっと染み渡って残っていく作品。
7月15日から横川シネマで公開されるので、機会があれば是非ご観覧をお勧めします。

映画『彼女は夢で踊る』
広島に実在する伝説のストリップ劇場「広島第一劇場」を舞台にした幻想的なラブストーリー。
時川英之監督作品
出演 | 加藤雅也 犬飼貴丈 岡村いずみ 横山雄二 矢沢ようこ
7月15日(月祝)~ 横川シネマ
7月26日(金)~ 福山駅前シネマモード
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